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台湾の政治の中心地!「台湾総統府(旧台湾総督府)」の魅力や参観方法について解説します

かつて日本に統治されていた時代のある台湾では、今も当時の名残となる施設が数多く残されています。現在は「台湾総統府」として使用されている「台湾総督府」もその一つ。そこにはどんな歴史があるのでしょうか?こちらの記事では、台湾総統府(旧台湾総督府)の歴史や参観方法、見所などをご紹介します。

台湾総統府とはどんな場所?

かつて日本によって台湾が統治されていた時代に、日本が執務を執り行うために設置したのが「台湾総督府」。現在は、台湾総統が業務を行う「総統府」として使用されています。台湾総統府がある台北の博愛地区は、日本でいう霞ヶ関のように中央官庁が集中しているエリアなんです。そのため、許可なくして上空飛行はできない軍事管制区域となっています。日本統治時代の建物が今も多く残る、歴史を感じるエリアの一つです。

台湾総督府が建てられたのは1919年で、建物の中央に位置する主塔は当時の台湾でもっとも高い建物でした。白い花崗岩と赤レンガが印象的なルネサンス様式の建物は、日本人の長野宇平治と森山松之助によって設計されました。建物の一部が戦時空襲によって破壊されましたが、1948年に修復され現在は文化資産保存法により「国定古蹟」とされています。

住所 重慶南路一段122号
電話番号 (02)2312-0760(参観受付用)
定休日 土日祝日(特別参観日を除く)
サイトURL https://english.president.gov.tw/Default.aspx

台湾総統府へはどうやって行くの?

台湾総統府はアクセスの良い場所にあるので、台北観光の途中でもふらっと訪れることができます。おすすめは台湾の地下鉄MRT。台北駅からだと淡水信義線に乗車し、一駅先の「台大医院駅」で下車しましょう。1番出口から徒歩数分です。

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台湾総統府の参観方法を徹底解説!

台湾総統府の中へ入るには、実はちょっとした手続きがあります。気になる参観時間や入場料などと合わせて見ていきましょう。

参観時間&入場料

台湾総統府は時間帯によって一般参観が可能となっており、台湾の総統や台湾の民主化、建築などについてより深く知ることができます。参観時間は、月曜から金曜までの祝日を除く平日9~12時まで(11:30までに入場)入場は無料です。見て回ることができるエリアは1階のみとなっているので気をつけましょう。館内は撮影禁止となっています。

事前の予約は必要ないので、訪れたい当日に参観者用のエントランスの列に並び、係りの人のチェックを受けた後入館することができます。ただし、15名以上の団体の場合は事前予約が必要です。エントランスは博愛路と宝慶路の交差点に面しています。

入館の際の注意事項

台湾総統府へ入館するためには身分証明書が必要です。海外旅行者の場合はパスポートの提示が求められるので、忘れないように持参しましょう。身分証のチェックが終わったら手荷物検査が行われ、金属探知機を通過して中へと入ります。

なんとペットボトルの中身もチェックされるという厳重ぶりですが、実際に総統府として使用されている建物なので納得ですね。中へ持ち込めない物があった場合は、係りの人に預けて帰りに出口で引き渡してもらいます。これらすべての確認が終わったら参観者シールがもらえるので、見えやすい所に貼っていざ観光スタートです!

台湾総統府の見どころは?

平日参観では、「建築の物語・総督の物語・総統の物語・台湾の物語」の4つのテーマごとに区切られた部屋で、台湾の歴史について学ぶことができます。建築についての紹介エリアでは、台湾総督府が建てられたときの建築の様子や建築へのこだわりなどが資料と共に解説してあります。歴代の総統や民主化の背景などについても触れられているので、台湾についてより理解を深めることができるでしょう。

他にも、台湾の産業や文化についての特別展が開催される部屋、現在の総統府の部署や仕事内容などについて紹介してある部屋などを見て回ることができます。館内には郵便局とギフトショップもあるので、ここから手紙を出したりお土産選びをしたりするのもいいですね。また、緑が多い中庭にもぜひ立ち寄ってみましょう。北庭園と南庭園の2つがあり、それぞれ梅の花びらや国章と異なるデザインを元に造られています。

月に一度「特別公開日」がある!?

平日の一般参観では午前中の見学しかできませんが、月に一度開催されている「特別公開日」には終日ゆっくりと見学することができますよ。

特別公開はいつ?

実は、台湾総統府には月に一度の特別公開日があるんです。この日は平日の一般参加時には見ることができないエリアも開放されており、見学エリアの写真撮影もできます。こちらも事前の予約は不要入場無料なので、タイミングが合えばぜひとも参加することをおすすめします。公開日は変動するので、公式サイトで事前に確認しましょう。

特別公開では何が見られるの?

入館の際に身分証明書の提出、荷物検査などが行われるのは平日参観と同じですが、特別参観日は通常総統や賓客だけしか利用できない正面玄関から中に入れるというとても貴重な体験ができるんです!まるで自分が総統になったかのような気分を味わうことができるでしょう。

正面玄関を入るとまず目に入るのが約16.5mの吹き抜けの大広間。中央には真っ赤な絨毯が敷かれ、とても厳かな雰囲気が漂っています。正面にそびえる大理石の大階段を上れば、平日参観では見ることができない3階部分となり、「大礼堂」「台湾虹庁」の2つが見どころ。大礼拝堂は400名以上を収容できる大ホールで、美しい円窓とドーム状の屋根が特徴的です。こちらの部屋は、国賓をもてなす際の音楽会やパーティーなどで使用されています。台湾虹庁は、報道陣とのインタビューや政府主催の宴などが開かれる部屋です。

ツアーガイドに参加しよう

特別公開日には、館内を案内してもらえる「ツアーガイドサービス」を利用することができます。自分だけで回るのもいいですが、館内に詳しいガイドが一緒だと面白さが倍増しますね。ガイドサービスは9時から15時までとなっているので、スタッフに問い合わせてみましょう。

台湾総統府まとめ

日本の統治時代から数えると、ゆうに100年以上もの間台湾の政治の中心であり続けた台湾総統府(旧台湾総督府)。建物の美しさはもちろん、台湾の人たちがどのように民主化の道を歩んできたのかを知ることができます。特別参観日には、かつて台湾総督の官邸として使用されていたバロック式の建物台北賓館」解放されることが多いので、総統府と合わせて観光するのもおすすめです!

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