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台湾白菜ってどんな展示品?歴史ある「台湾国立故宮博物院」で芸術に触れる旅をしよう

台湾旅行では欠かせない観光スポットの一つ「台湾国立故宮博物院」。連日たくさんの人で賑わっている故宮博物院ですが、その人気の理由はどこにあるのでしょうか?ここでは、台湾国立故宮博物院の特徴や魅力、見どころ作品などをご紹介します。また、故宮博物院を満喫できるおすすめのオプショナルツアーについても見ていきましょう。

台湾国立故宮博物院とはどんな場所?

世界屈指のコレクションを誇る台湾国立故宮博物院とは一体どんな場所なのかを解説します。

膨大なコレクションを誇る博物館!

「台湾国立故宮博物院」は、フランスのルーブル美術館、アメリカのメトロポリタン美術館、ロシアのエルミタージュ美術館と並んで、「世界4大博物館」の一つとして知られています。中国美術工芸コレクションでは世界一の規模を誇り、70万点以上の収蔵品があるといわれています。常設されているコレクションは6000~8000で、3~6カ月ごとに展示品が入れ替えられます。なんと、すべての収蔵品を見るには10年以上かかるとか!台湾国立故宮博物院がいかに巨大な博物館かわかりますね。

歴史に翻弄された国立故宮博物院

1925年に中国で設立された故宮博物院。中国歴代の皇帝が所蔵していた貴重な書物などを収蔵する施設としてつくられたのが始まりです。諸外国からの征服により収蔵品は中国各地を転々としましたが、1948年には蒋介石率いる政府によって貴重な品々を台湾へ移すことになります。移されたのは全体の20%程度でしたが、そのほとんどが一級品で占められていたといわれています。

台湾国立故宮博物院でぜひとも見ておきたいものは?

膨大な数のコレクションを有する国立故宮博物院では、展示品をすべて見て回るには1日では足りないでしょう。ここでは、国立故宮博物院を訪れたらぜひとも見ておきたい「5大宝物」をご紹介します。

肉形石

見るからにおいしそうな豚の角煮に見える「肉形石」。瑪瑙に分類されるこちらの鉱物は、長い年月の中で層ごとに異なる色合いが生成されたといわれています。熟練の職人が鉱物の表面を磨いて染色することで、角煮の脂身や赤身肉、皮などをとても精巧に表現した作品となっています。

翠玉白菜

「翠玉白菜」は、天然の翡翠と玉が混ざった美しい翠玉巧彫の最高傑作といわれています。精巧な白菜の上には、中国で「多産の象徴」とされるイナゴとキリギリスがのっています。実はこちらの作品、紫禁城内の妃の寝室で発見されたことから、妃の嫁入り道具だったのではないかと考えられているのです。縁起が良いとされる白菜と虫の組み合わせは、さまざまな芸術作品の中にも登場しています。

鏤彫象牙雲龍文套球

細かい装飾が施されたこちらの象牙球は、まず象牙を球体に整えるところから始まります。外側から内側へ少しずつ彫り進め、なんとすべて自在に動く球を24層にもつくり出すというから驚きですね!透かし彫りの幾何学模様や龍、仙人などの彫刻は大変美しく、中国の象牙細工の最高傑作といっても過言ではないでしょう。

雕橄欖核舟

職人技が光る作品といえば、オリーブの種に彫刻を施した「雕橄欖核舟」でしょう。なんと、小指の爪ほどの大きさしかない種に、一艘の舟を彫刻しているんです!舟の上には8人もの人物がのっていて、それぞれに表情や動きが異なっているというこだわりぶりです。しかも、船底には300文字あまりの「後赤壁賦」が彫刻されていることから、当時の職人たちの神がかった技術の高さがうかがえます。

毛公鼎

3本の獣の足がついた亀型の青銅器は、西周晩期の青銅器の特徴とされています。「毛公鼎」は今から2800年以上も前のものと推測され、権威を象徴する礼器として使用されていたようです。青銅器の内側には32行、500文字の銘文が刻まれていて、字数の多さや語句の美しさだけを見るにつけ歴史的に大変価値のあるものといわれています。

より詳しく知りたい方におすすめのオプショナルツアー

せっかく訪れたなら博物館をディープに楽しみたいですね。ここではおすすめのガイドツアーについて解説します。

館内オーディオガイド

台湾国立故宮博物院では、より詳しく展示品について知りたい人のために、オーディオガイドの貸し出しが行われています。日本語を選択することもできるので、自分のペースで解説を聞くことができ、中国語がわからない人でも安心ですね。1階にある「オーディオガイドカウンター」でレンタルでき、レンタル料は1台につき150元となっています。

館内の無料ガイド

台湾国立故宮博物院では、当日でも申し込みできるガイド案内が開催されています。言語は中国語と英語のみで日本語はありません、毎回30名定員で、希望する人は1階にある「オーディオガイドカウンター」で申し込むことができます。

中国語ガイド 午前9:30、午前10:00、午後2:30、午後4:00
英語ガイド 午前10:00、午後3:00
週末の親子ガイド 毎週土日曜日:午前10:30、午後3:00

台湾国立故宮博物院でオリジナルのお土産をゲット!

館内の展示を堪能した後は、ぜひともミュージアムショップにも立ち寄ってみましょう。館内には3カ所のショップが併設されています。こちらのショップで人気なのが、故宮博物院オリジナルのマスキングテープ。金魚などの中華モチーフのデザインテープが所狭しと並んでいます。一つ100~180元程度なので、バラマキ系のお土産にもぴったり

他にも、水を凍らすと氷が剣の形になる製氷器や、翠玉白菜をモチーフにした白菜の傘など、他では手に入らないおもしろグッズもたくさんあります。定番のお菓子やTシャツ、文房具などももちろん揃っています。

▶【パイナップルケーキからご当地限定グッズまで!喜ばれること間違いなしの「台湾お土産」とは?】はこちら

台湾国立故宮博物院の基本情報

ここでは、チケットの料金や営業時間などの基本情報について解説します。

チケット料金

台湾国立故宮博物院の入館料は一般350元となり、就学前の幼児は無料です。国際学生証の提示で学生は150元、10名以上の団体は団体割引で一人320元となります。

開館時間

開館時間は日~木曜は8:30~18:30、金・土は8:30~21:00で年中無休となっています。また、中華庭園の「至善園」の開館時間は、火~日8:30~18:30です(ただし11~3月は8:30~17:30)。

写真撮影や飲食はできるの?

展示室では写真と動画の撮影は許可されていますが、フラッシュや照明器具、自撮り棒、三脚などを使用することは禁止されています。中には撮影禁止の作品もあるので、個別の説明書きを読んで守るようにしましょう。また、飲食物の持ち込みは禁止となっています。館内には食事ができるレストランやカフェなどがあるので、お腹が空いたら利用してみてはいかがでしょうか。

大きな荷物は持ち込みOK?コインロッカーはある?

スーツケースや大きめの旅行カバンなどを持参で来館する際には、手荷物一時預かり所に荷物を預けることができます。また、花鳥画が描かれた美しいコインロッカーがあることでも話題になっている故宮博物院。展示作品との調和を図ってつくられたというコインロッカーは、ぜひ利用してみたいですね。

台湾国立故宮博物院へのアクセス方法

故宮博物院へのアクセス方法はいくつかありますが、ここではMRTとバスを利用する方法をご紹介します。台北駅から出発する場合、MRT淡水信義線に乗車して「士林駅」を目指しましょう。士林駅に到着したら、バス乗り場から255、304、815、紅30、小型バス18もしくは19のバスに乗り、「故宮博物院大門広場前」で下車するとすぐ目の前は故宮博物院です。

▶【台湾バスを利用して人気の観光スポットを巡ろう!路線バスの利用方法を詳しく解説します】はこちら

台湾国立故宮博物院まとめ

中国美術が一堂に会する人気の観光スポット台湾国立故宮博物院。歴史ある美しい展示品の数々に、職人や作家たちの技術の高さを目の当たりにすることができるでしょう。台北の周辺観光スポットも一緒に回りたいのであれば、現地のオプショナルツアーに参加するのもおすすめ。時間を有効に利用して、思いっきり台北を満喫しましょう。

▶【台湾の歴史や文化をより身近に!台湾観光でぜひとも訪れたいおすすめ博物館3選!】はこちら

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